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若手ジャズミュージシャンによる新たなムーブメントを起こすべく発足したコミュニティー『JAZZ SUMMIT TOKYO』。中山拓海、石若駿、江﨑文武、ぬかたまさしという実行メンバーが中心となって現在シーンに新たな新風を吹き込むべく定期的にイベントを開催中。そんな彼らが、8月29日(土)に六本木SuperDeluxeで90年代生まれのアーティストによる、最新鋭の演出を取り入れた今までとは一味違うジャズフェスティバルを開催します。







現在発表されている出演者は、寺久保 エレナ、井上 銘、金澤 英明、石若 駿、ものんくる。
今後随時出演アーティストは発表されるとのこと。

JAZZ SUMMIT TOKYOでは、現在このジャズフェスティバル開催に向けてクラウドファンディングで支援を募っています。
※クラウドファンディングとは?インターネットを通じてクリエイターが不特定多数の人達から作品制作の資金を募ることです。


■締切日時
2015/8/11(火)23:00まで。


■開催概要
日程:2015年8月29日(土) 夜
会場:六本木 SuperDeluxe
出演者:寺久保 エレナ、井上 銘、金澤 英明、石若 駿、ものんくる(順次公開中)


■プロジェクト詳細ページ
https://readyfor.jp/projects/jazzsummit(readyfor.jp)




【JAZZ SUMMIT TOKYOより】


JAZZ SUMMIT TOKYOは、若手ジャズ・ミュージシャンが中心となってこれからのジャズや音楽業界について考え、日本のジャズ・シーン、ひいては日本の音楽業界に大きなムーブメントを作りだす事を目的としたコミュニティです。

いまの日本にとって、ジャズという音楽は何なのか。

かつて、日本のジャズカルチャーの発信地であったジャズ喫茶・ジャズクラブは、ジャズを聴く場所であるほかに、学生の議論の場でもあり、文化人の交流地でもあり、様々な音楽以外のカルチャーの発信地でもありました。
また、今日でも多くの大学にジャズを演奏するサークルが存在していたり、さらにはジャズの本場であるニューヨークよりも東京の方がジャズクラブの数が多かったりすることなどから、

『ジャズは日本における一文化として深く根付いている音楽だ』

と、ひとまずのところは言えるのではないでしょうか。

しかしながら、今日の日本における『ジャズ』はかつて担っていた多くの役割を失いつつあります。
多くのジャズ喫茶・ジャズクラブでは、プロのジャズミュージシャンによるライブにも関わらず、ほとんどお客様がいないということが日常茶飯事という状況に陥ってしまいました。

もちろん、これには昨今の音楽産業全体の不況が与えた影響も大きいでしょう。

日本の音楽産業の市場規模は、最盛期の1998年に比べ半分以下になってしまいました。
ジャズの市場規模も同じように低迷し、今日の市場規模は音楽産業全体の2%にとどまっています。
(参考:日経ビジネス)

しかし、多くの場所で(たとえBGMとしてとはいえ)ジャズという音楽が利用され、認知されている国で、市場規模が産業全体の2%、クラシック音楽市場の10分の1、歌舞伎市場の半分以下にとどまってしまっているのは、今日のジャズの受容形態(BGMとしての認知)の問題のほかに、プロモーション方法、見せ方、ジャズ喫茶・ジャズクラブの在り方など、音楽産業全体の低迷以外にも様々な原因があると考えることはできないでしょうか。特に、技術の進歩によってセルフ・プロモーションが容易になった今日、ジャズ界がこの"プロモーション"の部分を改善する余地は大いにあると感じています。

また『ジャズ、興味はあるけど難しそう』という音楽リスナー層が一定数存在していることに対して、"入門編"と銘打った、過去の名作を用いたオムニバスCDが作り続けられているのではジャズに未来はありませんし、ジャズが演奏される"場所"も時代に合った経営を心がけなければ、次の世代にジャズの醍醐味を伝えることは出来ません。

一方、日本では数多くの飲食店でジャズが店内BGMとして採用されています。特に近年はどのラーメン店に入ってもジャズが流れているという不思議な現象が起きています。ライブや新作音源制作など、本来の『ジャズ』の魅力を伝える機会が減ってゆく中で、BGMとしての採用率は上がり続けている。

いまの日本にとって、ジャズという音楽は『都合の良いBGM』としての認知が深まる一方になってしまっているのではないでしょうか。

単なるBGMとしての音楽ではなく、即興演奏によってその場で作られる『その場限りの音楽』であり、即興演奏によって生まれる『瞬間の刺激』があるということを知ってほしい。日本に深く根付いているジャズという音楽の真髄を、もっと多くの人に、ジャズという音楽に生で触れることによって感じて欲しい。

JAZZ SUMMIT TOKYOは、そんな思いから『若手アーティストの協力』でムーブメントを起こそうと結成されました。

日本には世界レベルで通用するジャズ・ミュージシャンが数多く存在し、ジャズも日々進化し続けています。
日本における『ジャズ』がこれから、さらに"アツい"ものになるように。

そんな時代が訪れるキッカケになることを目指して。


JAZZ SUMMIT TOKYO 実行委員会
http://www.jazzsummit.net/

【Bar Music × CORE PORT特別企画】 Precious Time for 23:00 Later "JAZZ":ニュース / NEWS

baner_600.jpg

渋谷の一角にある音楽ファンのオアシス、Bar Music。
店主の中村智昭氏(MUSICAÄNOSSA)はDJ/選曲家/音楽ライターとしてもお馴染みですよね。

そのBar Music中村さん選曲によるコンピレーションAL
『Bar Music × CORE PORT Precious Time for 23:00 Later』が、5/20にリリースとなりました。
この作品は、世界中の良質なサウンドを次々と送り出す素敵なレーベル
CORE PORTの音源の中からセレクト。
テーマは" Precious Time for 23:00 Later"、夜の音楽です。

そこで今月の「PICK UP」では
中村 智昭さんとCORE PORTのレーベルオーナー、高木洋司さんとの対談模様をご紹介。
2人がイメージした音の世界、そしてそれを構築する為のメソッドなど、非常に興味深い内容です。

聴く人によってそれぞれのストーリーを感じてもらえればとは思いますが、
こうやって選曲者の意図を知ると、より深くその音の世界に入り込めるような気がします。

音楽愛を感じる対談をお楽しみ下さい。


「PICK UP - JUNE」 (配信期間:2015年6月3日~2015年7月1日)
http://www.jjazz.net/programs/pick-up/


【Bar Music × CORE PORT特別企画】
Precious Time for 23:00 Later "JAZZ"

ここでは特別企画として中村 智昭(Bar Music)さんと高木洋司(CORE PORT)さんのお二人に
"Precious Time for 23:00 Later"のジャズ編として、
夜11時以降にオススメ、夜に聴きたいジャズナンバーを3曲ずつセレクトしていただきました。
いずれも夜に聴くと色んなストーリーを生み出してくれそうです。


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【夜に聴きたいジャズ】

中村 智昭(Bar Music)

以下の三曲を切っ掛けに+αの更なるジャズと出会いがあるよう願いをこめて、自分が組んだコンピレイションから選びました。


「Music / Sathima Bea Benjamin」





アブドゥーラ・イブラヒム(=ダラー・ブランド)の妻であるヴォーカリスト、サティマ・ビー・ベンジャミンによるその名も「Music」。Bar Musicという場においてはキャロル・キングの同名異曲と表裏一体となるあまりに素晴しいワルツ・ソングで、一日の終わりに心を穏やかに鎮めてくれる。アルバム『Dedications』『African Songbird』にも、それぞれ編成/アレンジの異なるテイクが収録されている。


[収録アルバム]
Bar Music 2013 .jpg

Title : 『Bar Music 2013 Love Spartacus Selection』from Love Light(Enja)
Artist : V.A
LABEL : Musicaanossa Gryps(MNGP-1)
RELEASE : 2013.10.23

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「The Lamp Is Low / Carmen Lundy」





今回コンピレイションCD『Bar Music × CORE PORT-Precious Time for 23:00 Later-』に、カーメン・ランディの「Grace」という最高の楽曲を収録することができたが、彼女との出会いはここから。アンディー・ポッター&デヴィット・エリック・ティルマンの2枚のアルバムへの客演・楽曲提供を経て85年にリリースされた処女作で、慈愛に満ちたこの「The Lamp Is Low」は、無敵のグルーヴィー・チューン「Time Is Love」と共にキャリアを代表する名曲。アーティストとして持つイマジネイションとヴォーカリストとして持つ資質が、見事なまでに実を結ぶ。


[収録アルバム]
sienna300.jpg

Title : 『MUSICAANOSSA 3 Sienna Jazz Lounge』from Good Morning Kiss(Justin Time)
Artist : V.A
LABEL : Rip Curl Recordings(RCIP-124)
RELEASE : 2008.12.4

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「Anyway? What Did You Think It Was That Needed To Be Loved〜The Police / Mitchel Forman」


ピアノ・ソロでメドレー的に描く澱みない完璧な美しさと、その先にある感動の波。特にクライマックスにあたる「The Police」を、CALMが真夜中のBar Musicで初めてプレイした時の胸の高鳴りを忘れることはないだろう。また、ニューヨーク出身のピアニストである若きミシェル・フォアマンを自身のツアー・メンバーに抜擢し、イタリアのレーベルであるソウルノートからリリースを行うきっかけをつくったのが、名盤『Night Lights』から時を経たジュリー・マリガンであるというエピソードも、ジャズ・ファン的観点からはとても嬉しい事実。


[収録アルバム]
barmusic2014_300.jpg

Title : 『Bar Music 2014 Lost Relief Selection』from Only A Memory(Soul Note)
Artist : V.A
LABEL : Musicaanossa Gryps(MNGP-5)
RELEASE : 2015.6.24

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高木洋司(CORE PORT)


「Look What I Got / Betty Carter」





夜の静かな海にたゆたう波のようなリズム・セクションと、ベティ・カーターの雄大でいて包み込まれるような歌唱。単調なリズムでありながら逆にその反復性が、大きく美しく、そして静かなグルーヴを作りだした奇跡の如き名演。カタルシスに満ちた夜の音。


[収録アルバム]
Betty Carter300.jpg

Title : 『Look What I Got !』
Artist : Betty Carter
LABEL : Verve
オリジナル盤発売年 : 1988

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「You Must Believe in Spring / Claudio Filippini Trio」





エンリコ・ピエラヌンツィが絶賛したイタリアのピアニスト。甘さは程よく抑えめで、凛としたタッチで奏でるルグラン・ナンバーは、もちろんビル・エヴァンスでお馴染みの曲。ただし、より地中海的なジューシーな香りがあり、深夜の空気を生き生きとしたものに変えてくれる。


[収録アルバム]
The Enchanted Garden300.jpg

Title : 『The Enchanted Garden』
Artist : Claudio Filippini Trio
LABEL : CAM Jazz(CAMJ7839)
RELEASE : 2011.10.10

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「Don't You Know I Care / Archie Shepp」


アーチー・シェップのソプラノ・サックスによる冒頭の美しいタンギングが、本格的な夜の到来を知らせてくれる。デューク・エリントン作のスロウ・バラッドではあるが、シェップの奔放なソロが安っぽくない現実感あるリアルな夜の時間へと同化させていく。


[収録アルバム]
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Title : 『Day Dream』
Artist : Archie Shepp
LABEL : Denon
オリジナル盤発売年 : 1978





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■タイトル:『Bar Music × CORE PORT Precious Time for 23:00 Later』
■選曲:中村智昭 (MUSICAÄNOSSA / Bar Music)
■発売日:2015年5月20日
■レーベル: CORE PORT
■製品番号:RPOZ-10010

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渋谷の一角で音楽ファンのオアシスとして知られるBar Musicと、新レーベルCORE PORTがコラボレイト。テーマは夜の音楽。日付が変わる直前の落ち着いたひととき、静かなグラデーションの彩りとともに時計の針をいつのまにか明日へとエスコートするようなコンピレイション・アルバム。心地よく熱を帯びるジャズやフォークに、ブラジル、アルゼンチン、フランスといった異なる国々の名演が鮮やかに交錯、さらにはキャロル・キングやビリー・ジョエルの絶品カヴァーも収録の全18曲。新たな音楽との出逢いが今日の心を鎮め、やがて明日への希望となる。


[収録曲]

01 エミ/トリオセンス
Emi (Bernhard R.Schüler) / triosence
From "One Summer Night " (CORE PORT RPOZ-10003) 2014 [Germany]
02 ティレリー/ベッカ・スティーヴンス・バンド
Tillery (Becca Stevens) / Becca Stevens Band
From "Perfect Animal " (CORE PORT RPOZ-10005) 2014 [U.S.A.]
03 ペドロ&リス/ジェニフェル・ソウザ
Pedro & Lis (Jennifer Souza / Artênius Daniel / Ludmila Fonseca) / Jennifer Souza
From "Impossível Breve " (CORE PORT RPOP-10006) 2013 [Brasil]
04 青い蝶/アカ・セカ・トリオ&ディエゴ・スキッシ・キンテート
Panambí Jovhé (Ramón Ayala)/ Aca Seca Trio + Diego Schissi Quinteto
From "hermanos" (CORE PORT RPOP-10003) 2014 [Argentina]
05 ふたり/ダニエル・ミル
Tous les deux (Daniel Mille / Jean-Christophe Maillard) / Daniel Mille
From "Les heures tranquilles " (SARAVAH / CORE PORT) 1995 [France]
06 ブレリアス・エルマノス/アルマディージョ
Bulerias Hermosas (Nino et Nanasso Baliardo) / Armadillo
From "Armadillo " (SARAVAH / CORE PORT) 1991 [Spain]
07 ノ・ノルチ・ド・ポロ・スル/ナナ・ヴァスコンセロス、ネルソン・アンジェロ、ノヴェリ
No Norte Do Pólo Sul (Nelson Angelo) / Nana Vasconcelos, Nelson Angelo, Novelli
From " Nana Nelson Angelo Novelli " (SARAVAH / CORE PORT) 1974 [Brasil]
08 マフィーンに捧ぐ歌/チック・ストリートマン
Ode To Maffen (Chic Streetman) / Chic Streetman
From "Growing Up " (SARAVAH / CORE PORT) 1975 [U.S.A.]
09 小さな森/ジャック・トリーズ
Le petit bois (Jack Treese) / Jack Treese
From "me and company " (SARAVAH / CORE PORT) 1970s [U.S.A.]
10 ルールケリー/ル・コック
Rourkerie (le coq) / le coq
From "interludes " (SARAVAH / CORE PORT) 2002 [France]
11 ドゥー・ユー・シング/ル・コック
Do Your Thing (Louis Hardin) / le coq
From "Tête de gondole" (SARAVAH / CORE PORT) 2005 [France]
12 良いときも 悪いときも/ジョー・バルビエリ
Nel Bene E Nel Male (Giuseppe Barbieri) / Joe Barbieri
From "Cosmonauta Da Appartmento" (CORE PORT RPOP-10008) 2015 [Italy]
13 シークレット・ハート/ライラ・ビアリ
Secret Heart (Ron Sexsmith) / Laila Biali
From "Live In Concert " (CORE PORT RPOZ-10006) 2014 [Canada]
14 去りゆく恋人/クリスティーン&リアム
So Far Away (Carole King) / Christine Tobin & Liam Noble
From "Tapestry Unravelled " (Christine Tobin) 2010 [Ireland]
15 グレイス/カーメン・ランディ
Grace (Carmen Lundy, Simphiwe Dana) / Carmen Lundy
From "Soul To Soul" (CORE PORT RPOZ-10004) 2014 [U.S.A.]
16 そして今は/ライラ・ビアリ
And So It Goes (Billy Joel) / Laila Biali
From "Tracing Light " (Laila Biali) 2010 [Canada]
17 チルドレンズ・プレイソング/ヒルデ・ヘフテ
Children's Playsong (Bill Evans) / Hilde Hefte
From "memory suite" (CORE PORT RPOZ-10002) 2014 [Norway]
Original From "playsong the music of Bill Evans" (Hot Club Records) 2001
18 カム・サンデイ/ノーマ・ウィンストン
Come Sunday (Duke Ellington) / Norma Winstone
From "London in the Rain" (CORE PORT RPOZ-10001) 2014 [U.K.]
Original From "Like Song, Like Weather" (Enodoc Records) 1998

TOTAL TIME 75:11


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Bar Music
コアポート──2014年の東京で産声をあげた新たなレーベルの名は、「その核となる揺るぎない音楽性を有したアーティストや作品が集う港とする」という発足理念に由来する。わずかに一年の履歴においてすでにアメリカ、イギリス、フランス、アルゼンチン、ブラジル、イタリア、ドイツ、カナダ、日本から届いた様々なスタイルの良質な音楽を、僕たちリスナーに紹介している。さらにはフランスの吟遊詩人、ピエール・バルーが60年代から現在に至るまで手掛け続けるレーベル、"サラヴァ"の膨大なカタログを有することも、特色の一つである。
「Bar Musicの23時あたりの雰囲気をイメージしたコンピレイションを、コアポートの音源で」という依頼を頂戴したのは、まだ寒さも厳しい折りの、やはり終電を目の前にしたころだっただろうか。これまでDJの現場やUSENの選曲の中で繰り返しプレイしてきたベッカ・スティーヴンス「Tillery」やジェニフェル・ソウザの「Pedro e Lis」、デビュー時からのファンであるヨーロッパ・ピアニズムの至宝、トリオセンスのライヴ盤の存在もすぐに脳裏を過った。カーメン・ランディの「Grace」に至っては、僕のレーベル"ムジカノッサ・グリプス"からリリース予定のBar Music最新コンピレイションにリストアップしたところで、ライセンスの申請をまさにコアポートにお願いするタイミングでもあった。そうしてヒルデ・ヘフテによるビル・エヴァンス「Children's Playsong」の美しいカヴァーへと最終的に着地するような選曲イメージも、すぐに湧き上がったのだった。何より、おそらく多くのコラボレーションのアイデアがある中で、まっ先にBar Musicを指名してくれたことが嬉しかった。

以前、インタビュー取材の中でBar Musicという場を語るときに、"小舟"をモチーフとしたことがある。豪華客船のような優雅さやスケールの大きさはなくとも、あらかじめ定められた航路はなく、丁寧に風向きと潮の流れを読みながら、日常における小さな感動の刹那に立ち会わせてくれる──。言うならば本コンピレイションCDは、2015年の春にBar Musicがその名もコアポートという港へ寄港した際の、確かな記録というところだろうか。
ご乗船、誠にありがとうございます。時刻は日付をまたぎ、貴方に、深い静寂の刻が訪れようとしています。

2015年 3月 中村 智昭(MUSICAÄNOSSA / Bar Music)
http://www.musicaanossa.com/


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CORE PORT
真夜中、静かに頭が覚醒していく時間がある。リラックスはしているのだが、ただ弛緩しているのではなく、何ものかに導かれながら自分の中にあるノイズが薄まっていく時間。本来の自分など勿論たいしたものではないが、それでもその本来の自分を取り戻していく貴重な時間だ。そんな時間をたびたび渋谷のBar Musicで経験した。この渋谷の一角にあるお店で、店主の中村さんがセレクトして流れる音はひたすら心地良い。上っ面の心地良さであればそれは通り過ぎていくだけだが、その場と時間をひとつの物語にしてしまうような意志ある選曲によってこのBar Musicという森に包まれていくような快感がある。リラックスしながらも絶妙な刺激があり、細胞をゆっくりと揉みほぐし、この時間帯の覚醒を助長してくれる。

コアポートは「一聴すると心地良いが、その音楽の背景には広大な平野が続いている」という音楽を紹介しようと心掛けている。それは発売される個々の作品によって表現されるべきものだが、レーベルの全体像を端的に提示できないものかと考えた時、Bar Musicで"リラックスしながらも絶妙な刺激"と自分が感じたものが、ひょっとしてどこかでシンクロするのではと思った。それがこのコンピレイションCDの出発点だった。そしてBar Musicにいる真夜中の時間は、それに相応しい音が鳴っている時間だ。

結果的に、中村さんが持つモダンな感覚が濃厚に反映され、レーベルの音源に膨らみを持たせてくれた。収録曲ではル・コックのセレクションに驚いた。サラヴァ・レーベルの2000年代初期、ピエール・バルーの息子バンジャマン・バルーがそのセンスを開花させていた時代の音響感が今に通じると気付かせてくれるかと思えば、ジャック・トリーズのハニーバスの如き田園フォーク的なテイストにはQuiet Cornerとの関連も感じた。アルマディージョのフラメンコ・ギターとネルソン・アンジェロのギターの並びは、大西洋を横断してスペインとブラジルを一線上に見据えたような響きを持つ。そしてアカ・セカ・トリオのハーモニー、クリスティーン・トービンの静謐でいてソウルフルなアイリッシュ・ヴォーカル、ノーマ・ウィンストンの気高い声、いずれも心を鎮めてくれるという意味では同一のスピリチュアルである。多くの視点が混在していながらも、深い夜の時間に向けて全曲が一丸となって穏やかに疾走していく不思議で魅力的なCDに仕上げていただいた。ぜひ真夜中に聴いてみてください。

2015年 3月 髙木洋司 (CORE PORT)
http://www.coreport.jp/

BVLGARI ITALIAN JAZZ LOUNGE 2015:ライブ情報 / LIVE INFO

銀座でイタリアンジャズを楽しむ事ができる『BVLGARI ITALIAN JAZZ LOUNGE』が今年も開催。

会場はブルガリ銀座タワー8Fのプライベートラウンジ。
ジョー・バルビエリ、ニコラ・コンテ、エンリコ・ラバといった
イタリアのミュージシャンのステージを最高のロケーションで堪能することができます。

東京の夜を彩るイタリアン・ジャズ。スペシャルな一夜をお約束します。


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【BVLGARI ITALIAN JAZZ LOUNGE 2015】

ブルガリ ホテルズ & リゾーツ・東京レストランは、昨年に引き続き、4月より「ブルガリ イタリアンジャズ ラウンジ2015」を開催しております。会場となるのはブルガリ銀座タワー8Fのプライベートラウンジ。一夜限りのエクスクルーシブなコンサートに出演するのは、ニコラ・コンテ、ジョー・バルビエリといった日本でも人気のイタリアン・ジャズミュージシャンたち。最高の音楽と共に、エグゼクティブシェフ ルカ・ファンティンのディナーも堪能頂けるプランもご用意しております。

【日程予定アーティスト】
Stefano Bollani Piano Solo (4/24)
Flavio Boltro/ Dailo Rea Duo (5/15)
Joe Barbieri Sextet (6/12)
Nicola Conte Jazz Combo (9/11)
Enrico Rava meets Soupstar, Giovanni Guidi/ Gianluca Petrella (10/17)

【場所】
ブルガリ銀座タワー8F プライベートラウンジ
東京都中央区銀座2-7-12

【料金】
Jazzのみ
¥12,000/1名様
(イタリアの高級スパークリングワイン カ・デル・ボスコ ロゼ グラス1杯&アペリティーボのフード5品込)

Dinner + Jazz 
¥30,000/1名様
(イタリアの高級スパークリングワイン カ・デル・ボスコ ロゼ グラス1杯&イル・リストランテ ルカ・ファンティンでの4品のコースメニュー、ライブ会場でのカ・デル・ボスコ ロゼ グラス1杯&スナック込)
上記金額には消費税およびサービス料が含まれます。

【お問い合わせ】
ブルガリ ホテルズ & リゾーツ・東京レストラン
03-6362-0555
http://www.bulgarihotels.com/ja-JP/

細野晴臣、小山田圭吾、KEN ISHIIと共演するなど、各方面で注目を集めるガムラン奏者、川村亘平斎。

影絵師でもある彼は、「影絵と音楽のライブ感をそのままに」をコンセプトに、
古典影絵に現代的な映像感覚・映像技術を融合させたイベントを行っています。

そして現在、影絵師・川村亘平斎と、音楽家・田中馨による新しき物語のカタチ
「ボクと影絵と音楽」シリーズ "小人が巨人に恋をした"のDVDを作製するため、
4月27日(月)まで「CAMPFIRE」にてクラウドファンディングをおこなっています。

※クラウドファンディングとは?
インターネットを通じてクリエイターが不特定多数の人達から作品制作の資金を募ることです。

我々の資金によって作品が生まれることも楽しみですし、その資金額によって色んな特典もついてきます。
オススメはなんといっても川村 亘平斎さんが作ってくれる自分の似顔絵マグネット!
世界に一つだけのマグネットを手に入れるだけでも価値がありますよ~。







影絵師・川村亘平斎と、音楽家・田中馨による新しき物語のカタチ
「ボクと影絵と音楽」シリーズ 初のDVD化プロジェクト


■プロジェクト支援期間
2015/3/13(金)~ 4/27(月)24:00まで

■特典
ご支援いただく金額により、特別限定グッズなども多数あります。
(例)影絵人形・ミニ楽器・特別試写会ご招待などなど

■詳細
影絵師・川村亘平斎と、音楽家・田中馨による新しき物語のカタチ「ボクと影絵と音楽」シリーズ "小人が巨人に恋をした"のDVDを作製するため、このたび「CAMPFIRE」にてクラウドファンディングをおこな­います。影絵師・川村亘平斎(滞空時間)が毎回違った音楽家と共に、新しい物語と影絵デザイン­を作り、登場する全てのキャラクターを一人で演じ分ける"ボクと影絵と音楽"シリーズ­。物語にあわせて選ばれた音楽家は、映し出される影絵に対し即興で演奏します。その場でしか生まれない、どこにもない表現。本作「小人が巨人に恋をした」では、音楽家に田中馨(ショピン/トクマルシューゴバン­ド)を迎え、彼のやさしくも憂いを持った音色が、物語をより一層深いものにしています­。古典影絵に、現代的な映像感覚・映像技術を融合させた本DVDにて、影絵の世界の面白­さを多くの人たちに伝えたいと思っております。

■プロジェクト詳細ページ
http://camp-fire.jp/projects/view/1527(CAMPFIRE)


【川村亘平斎 プロフィール】

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インドネシアの青銅打楽器「ガムラン」を中心とした音楽活動をはじめ、影絵,イラストや絵本/漫画の制作など多方面に活躍する芸術家。音楽と影絵を融合し、各方面から絶賛されているソロユニット【TAIKUH JIKANG滞空時間】を中心に、 青葉市子、飴屋法水、荒井良二、OOIOO、小山田圭吾、cero、津村禮次郎、永積タカシ、細野晴臣など数 多くのアーティストとの共演。2012年TAIKUH JIKANG滞空時間の東南アジアツアーを成功させ、高い 評価を受ける。影絵デザイナーとしても精力的に活動。シリーズ企画【ボクと影絵と音楽】、丸亀影絵通り(香川県丸亀 市)、恵比寿映像祭(東京都立写真美術館)、サントリー美術館影絵ワークショップ(六本木アートナイト)、 山形ビエンナーレオープニングアクト(山形県山形市)、ceroのMVに影絵作品提供ほか多数を制作。その場 で影絵人形を実演製作する【似顔絵影絵】、切り絵絵日記【ひざくりげ】等イラストレーターとしても注目 を集めている。日本各地に赴きワークショップや作品制作を通して、そこに住む人達と共にその土地に残っている伝承を使った影絵の物語を作る事や、夏祭り復興の為、子ども達にガムラン演奏を教えてみんなで演奏する活動、日本の民謡をアジアの楽器を使ってリメイクして行く事など、現代日本と伝統的な感性をつなぐツールになる新たな「芸能」のカタチを発信し続けている。

川村亘平斎 オフィシャル・サイト

今年も開催「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン・イン・かわさき」

今回はナタリー・コールやボブ・ミンツァー・ビッグ・バンド ~with special guest ニューヨーク・ヴォイセス~、
由紀さおり / 洗足学園ゲット・ジャズ・オーケストラ等々、豪華アーティストが出演。
今年で4回目となりますが、回を重ねるごとに内容もより充実してきていますよね。

日本・スイスの国交樹立150周年に当たる今年は、
これまでの内容に加えて、新たに「ジャズ・ソロ・ピアノ・コンペティション」が行われます。

これは若手ピアニストのためのコンペティションで、優勝者には翌年7月にスイスで開催されるモントルー・ジャズ・フェスティバルのコンペティション・セミファイナルへの出場権が授与されます。

日本全国から多数の実力派ジャズピアニストの応募があった中、
ファイナリストとして4 名が残っているのですが、このメンバーをみてびっくり!
加藤真亜沙さん、桑原あいさん、松本茜さん、松本圭使さんと、いずれもプロとして一線で活躍されている方ばかり。

この4名の活躍は皆さんご存知の通りですし、決して優劣をつけられるものではないとは思いますが、このファイナルにて優勝者が決定します。

そしてこのコンペティション、なんと入場無料、そして公開で行われます。
コンペティションならではの緊張感の中、普段通りの演奏をできるのは誰なのか、
実際に自分の目で耳で確かめることができるというわけですね。

また当日は、国府弘子 with ユキ・アリマサ+守屋純子の楽しいジャズ【ミニ】講座も行われます。
興味ある方は足を運んでみてはいかがでしょうか?


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【MONTREUX JAZZ SOLO PIANO COMPETITION in Kawasaki 2014】
日本全国から多数の実力派ジャズピアニストの応募があったなか、ファイナリストに選出された大型新人4 名の最終決戦! 優勝者は世界のステージに!!

【日時】
2014年11月29日(土)14時開演(13時半開場)

【会場】
昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワ
〒215-8558 神奈川県川崎市麻生区上麻生1-11-1南校舎内
最寄り駅小田急小田原線 新百合ヶ丘 南口 徒歩 4分
http://www.tosei-showa-music.ac.jp/concert/hall/teatorogario/

【賞について】
優 勝:2015年7月にスイスで行われるモントルー・ジャズ・フェスティバルのコンペティション・セミファイナルへの出場権および渡航支援金50万円
準優勝:賞状および賞金10万円
第3位:賞状および景品
第4位:賞状および景品

【ファイナリスト】(五十音順)
加藤真亜沙(かとうまあさ)
桑原 あい(くわばらあい)
松本 茜(まつもとあかね)
松本 圭使(まつもとけいし)

【審査員】
国府弘子(ピアニスト)、ユキ・アリマサ(ピアニスト)、守屋純子(ピアニスト)
特別審査員:マシュー・ジャトン(モントルー・ジャズ・フェスティバル財団CEO兼モントルー・ジャズ・アーティスト財団CEO)
※当初審査員を予定していた佐山雅弘氏の体調不良により、守屋純子氏が代理を務めることとなりました。

【参加方法】
入場無料・全席自由

【詳細】
http://www.montreuxjazz.jp/kawasaki/2014/learn/piano-competition/



■参考リンク
加藤真亜沙 myspace
桑原 あい Officail Web
松本 茜 Officail Web
松本 圭使 Officail Web
モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン・イン・かわさきOfficail Web

土岐麻子 新作は9年ぶりとなるジャズ・スタンダード・アルバム!:ニュース / NEWS

2004年にソロデビュー、今年10周年を迎えた土岐麻子さん。
11/19リリースの新作は9年ぶりとなる「STANDARDS」シリーズの第4弾です!

細野晴臣さんとのデュエットによる「Christmas in the City / Blossom Dearie」のカバーも収録。
今の土岐さんが表現するジャズ。非常に楽しみです。


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【土岐麻子 New Album『STANDARDS in a sentimental mood ~土岐麻子ジャズを歌う~』】

2004年にソロデビューしてから今年で10周年を迎えた土岐麻子のニューアルバムは、ファン待望の9年ぶりとなる「STANDARDS」シリーズ第4弾!当時と同様、父であり日本を代表するサックス奏者・土岐英史がプロデュースするジャズ・スタンダード・アルバムです。「In a Sentimental Mood」「Round Midnight」「Smile」「Stardust」「The Look of Love」「Misty」「Cheek to Cheek」といったスタンダード楽曲に加え、土岐英史作品に英詞を書き下ろしたオリジナル楽曲「Lady Traveler」「After Dark」も収録。さらに意外な選曲としてRed Hot Chili Peppers「Californication」をカバー。ぞして土岐麻子が大好きなジャズ・シンガーBlossom Dearieのクリスマスソング「Christmas in the City」では、敬愛する細野晴臣とのデュエットが実現!アニバーサリーイヤーにお届けする、"今の土岐麻子にしか歌えない楽曲" を満載した新しいジャズ・スタンダード・アルバムです!(全11曲収録)


<収録楽曲>
01. In a Sentimental Mood
02. Round Midnight
03. Stardust
04. Lady Traveler
05. Misty
06. The Look of Love
07. Californication
08. After Dark
09. Smile
10. Christmas in the City (Performed by 土岐麻子 & 細野晴臣)
11. Cheek to Cheek


■タイトル:『STANDARDS in a sentimental mood ~土岐麻子ジャズを歌う~』
■DVD発売日:2014年11月19日
■価格:¥3,240(税込)
■カタログ番号:RZCD-59712
■販売元:Rhythm Zone


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■ワンマンライブ「TOKI ASAKO 10th ODYSSEY ソロデビュー10周年 感謝祭!!どこにも省略なんてなかった3952days」

ソロデビュー10周年記念のワンマンライブを東名阪にて開催!!ニューアルバムからのナンバーを含む、"10年間の土岐麻子"を凝縮したライブになりそうです。ファイナルの東京公演は、実父である土岐英史さんのゲスト出演も決定!!土岐麻子のスペシャルイヤーとなる2014年最後のワンマンライブをお見逃しなく!!!


【メンバー】
Vocal: 土岐麻子/Drums: 矢野博康/Bass: 鹿島達也/Guitar:奥田健介[NONA REEVES] /Keyboards:伊澤一葉[the HIATUS、あっぱ]
【スペシャル・ゲスト】※東京公演のみ
Saxophone:土岐英史

【大阪公演】
2014年12月6日(土)ビルボードライブ大阪
時間:※完全入れ替え制
1st OPEN/15:30 START/16:30
2nd OPEN/18:30 START/19:30
会場:ビルボードライブ大阪 http://www.billboard-live.com/
料金:サービスエリア/¥6,500-  カジュアル/¥5,000-(1DRINK付)
一般予約受付:10月3日(金)  11:00~
問合せ:ビルボードライブ大阪 http://www.billboard-live.com/
予約センター:06-6342-7722
予約受付時間[平日]11:00~22:00 [土祝平日特別営業時間]11:00~20:00 [平日休演日]11:00~19:00
[定休日]日曜 (ただし公演がある日は11:00~20:00で営業)


【名古屋公演】
2014年12月11日(木)名古屋ブルーノート
時間:※完全入れ替え制
1st OPEN/17:30 START/18:30 
2nd OPEN/20:30 START/21:15
会場:名古屋ブルーノート http://www.nagoya-bluenote.com/
チケット料金:¥6,500(税込)
※SMA☆アーティスト会員の方は、先行予約にて「テーブル指定予約エリア」がご利用いただけます。ただし、予約後のキャンセルは出来ません。(自由席でのご予約の場合は、前日までのキャンセルが可能です。)
一般予約受付:10月3日(金)  ※先行予約に関しては下記に掲載
電話予約:052-961-6311 (11:00~20:00) ※土日祝休業
インターネット予約:http://www.nagoya-bluenote.com/ (24時間受付)
携帯予約:http://www.nagoya-bluenote.com/i(24時間受付)


【東京公演】
YEBISU GARDEN PLACE 20th Anniversary presents L'ULTIMO BACIO Anno 14

2014年12月20日(土)恵比寿The Garden Hall (東京都目黒区三田1-13-2)
時間:OPEN/17:00 START/18:00
チケット代: 全席指定¥6,500(ドリンク代別)
一般発売日:2014年10月11日(土)
チケットぴあ 0570-02-9999  http://t.pia.jp
ローソンチケット 0570-084-003  http://l-tike.com
イープラス http://eplus.jp
問い合わせ:ホットスタッフ・プロモーション 03-5720-9999(平日12:00〜18:00)
http://www.red-hot.ne.jp/p


<ワンマンライブ詳細>
http://www.tokiasako.com/live/detail.php?id=1019844


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■土岐麻子
Cymbals のリードシンガーとしてデビュー。2004 年の解散後、実父 土岐英史氏を共同プロデュースに迎えたジャズ・カヴァー・アルバム『STANDARDS ~土岐麻子ジャズを歌う~』をリリースし、ソロ活動をスタート。2008 年10 月、本人出演/ 歌唱が話題となったユニクロTV-CM ソング『How Beautiful』がシングル・ヒット。 この楽曲およびNISSAN 「新型TEANA」TV-CM ソング『Waltz for Debby』などを収録した'09 年1 月リリースのアルバム『TOUCH』がスマッシュヒットを記録。2011 年1 月、"あなたって不思議だわ あなたっていくつなの?" というサビのフレーズが印象的な資生堂「エリクシール シュペリエル」CM ソング、『Gift ~あなたはマドンナ~』をリリース。同年12 月には新曲2 曲を含む初のオールタイム・ベスト・アルバム『BEST!2004-2011』をリリース。2013 年、3 年ぶりとなるオリジナルアルバム「HEARTBREAKIN'」をリリースし、自己最高位となるオリコンデイリー7 位を記録。自身のリーダー作品のみならず、数多くのアーティストの作品へのゲスト参加、また50 社以上にわたるCM 音楽の歌唱やナレーション、TV、ラジオ番組(JFN 系「TOKI CHICRADIO」) のナビゲーターも務めるなど、"声のスペシャリスト"。

→土岐麻子 official site
http://www.tokiasako.com/index.php

夜ジャズミーティング2014 公開収録決定!:ニュース / NEWS

須永辰緒ナビゲート「夜ジャズ.Net」の年末恒例企画、「夜ジャズミーティング」が今年も開催!
(昨年の様子はこちら

毎回ジャズDJが集まり、自身の年間ベスト作品を紹介しながらその年を振り返るというこの人気企画。
なんと今回は初の公開収録です。

会場は今年渋谷の宇田川町にオープンした「HMV record shop 渋谷」。
出演は須永辰緒、松浦俊夫、社長(SOIL&"PIMP"SESSIONS)、そしてDJ Nicheというお馴染みのメンバー。

今年のジャズ/クラブシーンについて。そしてジャズDJが選ぶ2014年ベスト作品は何なのか?
このメンバーです、トークも含めてきっと盛り上がることでしょう。
観覧は無料ですので是非気軽にお越しください!

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【夜ジャズミーティング2014 公開収録】
ジャズをキーワードにしたインターネットラジオ、JJazz.Netで須永辰緒がナビゲーターを務める番組「夜ジャズ.Net」の年末恒例企画「夜ジャズミーティング」。毎回ジャズDJが集まりその年のトピックを振り返りつつ、自身の年間ベスト作品を紹介。2014年度は今年オープンした「HMV record shop 渋谷」にて公開収録を行います!ジャズDJが一同に会するこの機会をお見逃しなく。

【日時】
12/1(月)20:00~(21:00終了予定)

【会場】
HMV record shop 渋谷 2F
東京都渋谷区宇田川町36-2 ノア渋谷1F 渋谷駅ハチ公口改札から徒歩7分 東急ハンズ向かい
HMV record shop 渋谷

【内容】
インターネットラジオ、JJazz.Netで須永辰緒がナビゲーターを務める番組「夜ジャズ.Net」の公開収録

【出演者】
須永辰緒、松浦俊夫、社長(SOIL&"PIMP"SESSIONS)、DJ Niche

【参加方法】
観覧無料


■参考リンク
須永辰緒 Officail Web
松浦俊夫 Officail Web
SOIL&"PIMP"SESSIONS Officail Web
DJ Niche Officail Web
HMV record shop 渋谷 Officail Web
JJazz.Net

森山威男ライブDVD 10/8発売!:ニュース / NEWS

山下洋輔トリオのドラマーとして知られ、60年代から日本のジャズを牽引してきたドラマー、森山威男さん。

その力強いドラミングに魅せられた人は数知れず。
近年の和ジャズブームもあり、板橋文夫さんの名曲「ワタラセ」のファーストレコーディングでもあった
森山威男カルテットによる名盤『smile』等、森山威男さん関連の作品が次々と復刻、
今も多くのジャズリスナーを魅了しています。

そんな森山威男さんが公益財団法人可児市文化芸術振興財団との共同企画により、
2001年から毎年開催されている「森山威男ジャズナイト」のDVD(2013年のライブ)が10/8に発売となりました。

田中 信正さん(piano)や佐藤 芳明さん(accordion)、田中 邦和さん(baritone saxophone)等、
中堅、若手プレイヤーも含めた9人編成によるライブを収録。
迫力のLIVE演奏を是非映像でお楽しみ下さい。

またこのDVDのリリースを記念したLIVEが11月に決定しています。

2014/11/14 DVDリリース記念ライヴ @ Motion Blue YOKOHAMA」
http://www.motionblue.co.jp/artists/morioyama_takeo/


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【楽しくなけりゃ意味ないね - MORIYAMA Takeo Jazz Night 2013 [DVD]】

「ジャズなんかするもんか! 音楽なんて言わせない! 」
森山威男と公益財団法人可児市文化芸術振興財団との共同企画により、2001年から毎年開催されている「森山威男ジャズナイト」。2006年公演で集まった10人編成はその後、何度かのメンバー変更を行いながら、2012年からは9人編成で活動。メンバーの一体感が最高潮に高まった「森山威男ジャズナイト2013」公演の模様を全曲収録。

<メンバー>
岡崎 好朗 trumpet
中路 英明 trombone
渡辺ファイアー alto saxophone
川嶋 哲郎 tenor saxophone, flute
田中 邦和 baritone saxophone
佐藤 芳明 accordion, clavietta
田中 信正 piano
加藤 真一 bass
森山 威男 drums


<収録楽曲>
01. Boléro (Joseph-Maurice RAVEL)
02. Forest Mode (SATO Yoshiaki)
03. 東雲 - shi no no me (SATO Yoshiaki)
04. It don't mean a thing (If it ain't got that swing) (Duke ELLINGTON)
05. Danny Boy (Irish Traditional)
06. Lamentation (KAWASHIMA Tetsuro)
07. Gratitude (INOUE Toshihiko)
08. Sunrise (ITABASHI Fumio)
09. Hush a bye (Ambroise THOMAS)
10.Good bye (ITABASHI Fumio)

2013年9月21日 可児市文化創造センターala 主劇場 「森山威男ジャズナイト2013」にて収録


■タイトル:『楽しくなけりゃ意味ないね - MORIYAMA Takeo Jazz Night 2013』
■DVD発売日:2014年10月8日
■価格:¥3,000 + 税
■カタログ番号:FSDJ-0001
■販売元: F.S.L.(エフエスエル)


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■森山威男Nonet Live DVD「楽しくなけりゃ意味ないね -MORIYAMA Jazz Night2013-」リリースライブ決定

東京藝術大学に在学中からプロとして演奏活動をはじめた森山は、22歳で山下洋輔トリオに加入。ヨーロッパ・ツアーで訪れたドイツのメールスでは1時間にもおよぶスタンディング・オベーションを受けるなど、そのプレイは早くから世界で賞賛されてきた。その後も中村誠一や坂田明らとも活動を 共にしながら、77年には自身のカルテットを結成。定期的な活動が評価されると"第27回南里文雄賞"、"第35回ジャズ・ディスク大賞日本ジャズ賞"、"第56回文化庁芸術祭レコード部門優秀賞"をそれぞれ受賞するなどその名を不動のものとした。近年もDVDのリリース、ライヴ、後進の指導と八面六臂の活躍を続ける彼が、日本を代表する面々を率いてモーション・ブルー・ヨコハマに登場する。
現代音楽の大家・武満徹の言葉を借りるなら、インプロヴィゼーションは「論じらるべき性質のものではない。ただ感じるものであり、表現よりも行動という言葉の感覚に近い。欲望の呻き、嗚咽、祈りの呪文である」と。理詰めで解明しようとしても、最終的にわからない「何か」が聴く者を虜にするのだ。森山のステージに宿るものも然り。デビューより40年以上を経てなお多くを魅了してやまない理由は、あなた自身が会場で感じてほしい。



<日時>
2014年11月14日(金)
open_5:30pm / showtimes_7:00pm & 9:00pm

<出演>
類家心平(tp)、中路英明(tb)、渡辺ファイアー(as)、川嶋哲郎(ts)、
田中邦和(bs)、佐藤芳明(acc)、田中信正(p)、加藤真一(b)、森山威男(ds)

<場所>
Motion Blue YOKOHAMA
(〒231-0001 横浜市中区新港一丁目1番2号 横浜赤レンガ倉庫2号館3F)

<料金>
自由席 ¥4,200(税込)
BOX席 ¥16,800+シート・チャージ ¥6,000 (4名様までご利用可能)

<予約・お問い合わせ>
Motion Blue YOKOHAMA
045-226-1919(11:00am~10:00pm)

<詳細>
http://www.motionblue.co.jp/artists/morioyama_takeo/(Motion Blue YOKOHAMA)


→森山威男 web site
http://bowz.main.jp/take-0/news/index.html

Chihei HatakeyamaによるJJazz.NetニューJINGLE!:ニュース / NEWS

10月からJJazz.Netはプチリニューアルということで、
新しいJINGLEを日本のアンビエント・ドローンシーンを牽引するChihei Hatakeyamaさんに制作して頂きました。

モノトーンだけれど美しく映像的でイメージの広がるドローンの世界。
番組の中のブリッジとして、そんなJINGLEがあればと思いHatakeyamaさんに今回お願いしました。
10月度からはこのJINGLEにも是非注目して下さい。

ちなみに、ジャズシーンでもギタリスト、市野元彦さん率いる新世代バンドrabbitooが
ドローン的なサウンドを取り入れたりと、ジャズとの接点も増えてきている気がします。


Chihei Hatakeyama - A Stone Inside The Box




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■プロフィール■
Chihei Hatakeyamaとして2006年にKrankyより、ファーストソロアルバムをリリース。
以後世界中のレーベルから現在にいたるまで多数の作品をリリース。デジタルとアナログの機材を駆使したサウンドが構築する美し いアンビエント・ドローン作品が特徴。2011年にはヨーロッパ五カ国10箇所を回るツアーを敢行、to rococo rot, tim heckerなどと共演。ソロ以外では伊達伯欣とエレクトロ・アコースティックデュオOpitopeとして、SPEKKからアルバムをリリース。ヴォーカリストの佐立努とはLuis Nanookとして電子音と伝統的なフォークサウンドが混ざり合う音楽世界で、2枚のアルバムをリリース。マスタリング・録音エンジニアとしても、自作の 作品のみならず、多くの作品を世に送り出している。またアンビエントミュージックのレーベルWhite Paddy Mountainを主宰している。

http://www.chihei.org/
http://chihei-mastering.com

クリヤ・マコト presents アドリブコンテスト2014:ニュース / NEWS

今年新作を2枚リリースするなど、
相変わらず精力的に活動されているクリヤ・マコトさん主催のアドリブコンテストが開催されます。

2011年の第1回目に続き今回が2回目。
第1回目に参加されたKOTETSUさんはその後マリーンさんなどのレコーディング、ツアーに参加。
宮嶋洋輔さんは菊地成孔グループ、小林洋介さんは人気バンド「カルメラ」に参加するなど、
このアドリブコンテストがきっかけとなり現在活躍されている方が沢山いらっしゃいます。

今回はクリヤ・マコトさんに加え、菊地成孔さん、
そして日本コロムビア・ジャズ担当ディレクターが審査を行い選出。
新旧アーティストが積極的に交流と伝承を行う事を第一目的とした、
アーティストによるアーティストのためのコンペティションです。
優勝・準優勝の方は豪華アーティストと共演のチャンスも!

興味をもたれた方は是非YouTubeで応募して下さい。
締切は10月6日(月)です。

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【クリヤ・マコト presents アドリブコンテスト2014】

クリヤ・マコト・オールスターズのアルバム『NOTHIN' BUT JAZZ』(日本コロムビア)リリースを記念して、アドリブコンテストを開催します! アルバムに収録されている課題曲に合わせてアドリブを演奏し、その動画を撮影してYouTubeに投稿して下さい。クリヤ・マコト、菊地成孔、日本コロムビア・ジャズ担当ディレクターが審査を行い、最もカッコ良く、かつ斬新な演奏をしている方を選出します。東京・名古屋・大阪で優勝、準優勝、特別賞を決定し、各地のリリース記念ライブへご招待。さらに豪華参加メンバーとステージで共演する権利を獲得します。
プロのアドバイスを受ける希有なチャンスなので、自信のない方も是非お気軽にご応募ください!



【NOTHIN' BUT JAZZリリース記念・アドリブコンテスト クリヤ・マコト募集コメント】




「アドリブコンテスト2014」詳細
http://music-seraph.com/contest/


【入賞特典】
■優勝   
東京・名古屋・大阪の3部門 各1名ずつ
リリース記念ライブにペアでご招待&そのステージで豪華ミュージシャンたちと課題曲でセッション共演!
(共演アーティストは下記をご覧ください。)

■準優勝 
東京・名古屋・大阪の3部門 各1名ずつ
リリース記念ライブにご本人のみご招待&そのステージで豪華ミュージシャンたちと課題曲でセッション共演!
(共演アーティストは下記をご覧ください。)


【リリース記念ライブ日程】
11/13(木):ビルボードライブ大阪(06-6347-5495)
出演=クリヤ・マコト(pf)、早川哲也(b)、大坂昌彦(ds)、NAOTO(vn)、
SHANTI(vo)、ギラ・ジルカ(vo)、松岡 matzz 高廣(perc/quasimodo)、
矢野沙織(as)、タブゾンビ(tp/SOIL&"PIMP"SESSIONS)、元晴(as/SOIL&"PIMP"SESSIONS)

11/14(金):名古屋ブルーノート(052-961-6311)
出演=クリヤ・マコト(pf)、早川哲也(b)、大坂昌彦(ds)、NAOTO(vn)、
SHANTI(vo)、ギラ・ジルカ(vo)、矢野沙織(as)、タブゾンビ(tp/SOIL&"PIMP"SESSIONS)、元晴(as/SOIL&"PIMP"SESSIONS)

12/10(水):目黒ブルースアレイジャパン(03-5496-4381)
出演=クリヤ・マコト(pf)、納浩一(b)、則竹裕之(ds)、ギラ・ジルカ(vo)、
松岡 matzz 高廣(perc/Quasimodo)、菊地成孔(sax)、太田剣(as)、類家心平(tp)、KOTETSU(vo)

12/11(木):目黒ブルースアレイジャパン(03-5496-4381)
出演=クリヤ・マコト(pf)、鳥越啓介(b)、天倉正敬(ds)、SHANTI(vo)、
タブゾンビ(tp/SOIL&"PIMP"SESSIONS)、元晴(as/SOIL&"PIMP"SESSIONS)、KOTETSU(vo)、
北原雅彦(tb/ TOKYO SKA PARADISE ORCHESTRA)、Kubota(g/JiLL-Decoy association)


【応募締切】
2014年10月6日(月)

【お問い合わせ】
(株)ミュージックセラフ アドリブコンテスト係 Email:info@music-seraph.com

クリヤ・マコト・オフィシャルサイト

クリヤ・マコトFACEBOOK

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